OPENING HOUR

長野県松本市 ユニセックス セレクトショップ Simon's&co.(サイモンズ&コー.)

営業時間 :
月 - 土 : 12:00-17:00
日・祝 : 11:00-17:00
定休日 : 火曜+α

We are able to ship worldwide.
Please check out our WEB STORE.

2015年3月18日水曜日

embraceable you


こんばんは。

3.1 ℃ / 19.0 ℃

昨日程ではないけれど、
暖かい事に変わりの無い一日。


3/17

8amに運送業者から電話。
 入れ違いでゴミ捨てに外出していたので、
メッセージが留守電に残っていた。
再生してみると、
「ほにゃらら時頃にお伺いします」と、
一番大事な所だけ声が潰れていて、
一体何の為のメッセージなのかが分からなかった。
「まぁ、電話して来るくらいだから9amくらいかな」、
と思って朝食を用意し、
それを食べ始めたら玄関のチャイムが鳴る。


個人的に、
冷蔵庫のデザインって大事だと思う。
永く生活の風景になるのだから、
出来るだけシンプルであって欲しいとも。

 11年同棲した冷蔵庫


運び出される前に何とか携帯で画像を撮った。
突如の運送業者の訪問に焦り、
急いで庫内の食材を取り出したり、
搬出入の指示をしたりしていて、
仕方が無いのだけれど、
「さようなら」
がおざなりなものとなってしまったのが悔やまれた。

良く頑張ってくれたね。
これまでありがとう。


新しい子は古い子に比べて容量が50L増えたけれど、
それに反比例して冷蔵庫自体の大きさは一回り小さくなった
(正確に言えば背がかなり低くなった)。

家電の進歩には驚かされる。

シンプルな外観は外せない要素だったのでそれはクリア
(省エネ達成率も130%だとか)。
しかし、
沢山のカタログを見て、
シンプルな上に、一番そそられたのは「色」
(中国ではとても縁起が良い色らしい「赤」)。
こんな色の冷蔵庫を作った勇気に拍手。

何となく、
aphex twinのロゴマグネットを付けてみた。

台所周りの空気が変わった。



朝食を食べ終え表で運動2h。

シャワーを浴びランチを摂り、
先週に引き続き岡谷スカラ座へ。


所謂、戦争映画。

『地獄の黙示録』、『プラトーン』、『7月4日に生まれて』、
『グッド モーニング ベトナム』、『ブラック ホーク ダウン』、
『プライベート ライアン』、『ノー マンズ ランド』などなど、
戦争を肯定する訳では全くありませんが、
何故か沢山の戦争映画を見て来ましたし、
お気に入りの映画も沢山あります。

『アメリカン スナイパー』

前知識を全く持たずに観ていたので、
途中くらいまで、
「(フィクションだから、)色々な設定が大変だっただろうな」
と思っていた。
途中くらいから、
「あれ?実話がベースなのかな...」となり、
終盤には「分かった」。

これから観に行かれる方も多いと思うので、
あらすじは控えます。


「切ない」、「寂しい」、「悲しい」を、
「水色」、「青」、「紺」で喩えれば、
「悲しい」は「紺」ではないでしょうか。
しかし、「切ない」と「寂しい」。
どちらが「水色」でどちらが「青」でしょうか。


この作品を観賞した感想を、
言葉にできない」と感じた方も多いのではないでしょうか。
僕は最後に涙が出そうでしたが何とか堪えました
(泣きたい心の動きはあっても、
泣く事が「相応しく」感じられなかった)。
ただ、
とても「切ない」気持ちになりました。
変な意味では全くありませんが、
言葉を抜きにして、
誰かをぎゅっと抱きしめたくなるくらい「切ない」気持ち
(女性なら、ぎゅっと抱きしめてほしいと思うのかも知れません)。

映画を観た人なら分かって貰えるかも知れません。


まだ明るさを保っている空の下、
未だ雪の残る塩尻峠の頂上を越え、
車を走らせる。

運転しながら漠然と視線を泳がせていると、
何度か通った事のある道沿いの遠近に、
桜の樹が点在する事に初めて気が付く。

徃路から聴いていた『オー ブラザー!』のサントラが、
復路はより一層親しみを持って車内に響いた。


帰宅してすぐ、
着替えて走りに行った。
沢山汗をかいて、
少しだけスッキリ。

涙を流す事への代替行為。
そう言えば変かも知れないけれど、
そんな気がした。


映画や音楽や読書は、
日常生活では動かない方向に心をストレッチさせてくれる。
時として、
深く心に響くものに出逢う事がある。
だけど、
大抵の場合、
それだけでは簡単に人生は変わらない。

一週間後に、どれだけそれらが心に残っているだろうか?

 それでも、
滴る水滴がその連続でもって岩をも削る様に、
実感を伴わない何らかの変化は内側で起こっているのだろうと思う。
願う、と言った方が正確かな。

でもきっと、起こっている。

  ◇

本日のblog titleは勿論このstandardから。

歌詞の最後のverseを読めば、
親が子を思う歌なのだとは思うけれど、
最後のverseに目をつぶって、
love songと捉えても良いだろうね。


『アメリカン スナイパー』、
お勧めしたいと思える作品でした。

SIMON

0 件のコメント:

コメントを投稿